エキスパートに訊く
モジュラー化、最小化、自動化 電気自動車向けパワートレインの生産のトレンドと言えば、この3つが重大なキーポイントです。しかしその他にも重要な要素はあります:さらに高電圧高電流を求める性能要件は、近年ますます厳しくなってきています。これらの構造的かつ性能に関する要件をまとめると、パワーユニットの電気的接続自体を基本的に新しく考え直さないわけにはいかなくなります。
ODU DOCKING MATE®のダイレクトプラグインシステムは、このようなチャレンジに対するODUの答えです。ここではODU LAMTAC® Flexのコンタクト技術が活用されているので、接続システムの1mmまでの公差が補正されます。でもそれは未来の革新的コネクタシステムとしてODU DOCKING MATE®が提供している数々の特長のほんの一つにすぎません。
パワートレインではあらゆる箇所で多極のインタフェースが必要となります。その中にはケーブルが繋がったコネクタが使用できる場合もあります – しかし、モジュールを直接接続するには、ドッキングシステムの方がベターチョイスです。固定バスバーを搭載した接続ではことに、公差を正確に補正できる、そしてそれにより自動アセンブリが可能となるコンタクトシステムが必要になります。
ODU LAMTAC® Flexのコンタクトテクノロジーを使用することで、ODU DOCKING MATE®の長所が生きます。ODU LAMTAC® Flexを使用することでコネクタシステムは、固定のバスバーに存在する公差が補正できるようになったのです。これにより、それぞれの要件に合わせ個別に調整して作られたハウジングコンポーネントでの自動アセンブリが可能になります。あらゆる要件を同時に満たすことのできる総合システム – コネクタに求められる未来のチャレンジに対するODUが誇る答えがこれです。
革新的なダイレクトプラグインシステムの特長:
真の柔軟性:ODU DOCKING MATE®は公差補正をしてくれるだけではありません。これは、調整自在の未来のソリューションを築いていくために、ODUが今日敷いた礎といえるドッキングテクノロジーです。
トレンドは明らか:モビリティの「電化」はこれから一層進んでいくでしょう。技術における課題は、貴重な自然資源の利用をできるだけ最小に抑えながら、どれだけ高度な効率を可能にする、ということです。ODU DOCKING MATE®は、これら2つのチャレンジを組み合わせ、さらにそれ以上のプラスを統合したコンタクトです。
このモジュール構造により、コストが抑えられ、組立スペースが小さければさらにコストもそのほかのスペースも最小で済みます。そして同時に個別の調整が可能で柔軟性があることから、素早く効果的に新しいトレンドに反応することができます。要件が変更したり構造的な開発がさらに進んでも:ODU DOCKING MATE®とともに私たちはEモビリティの未来へ出発できます。これからが楽しみです。フレキシブルで革新的なソリューション。
パーフェクトなコンタクトが、わが社のチャレンジです。ODUがどのようにそれを実践しているか、ご覧ください。