エキスパートに訊く
モジュール化、小型化、自動化。設計上の課題がますます複雑になり、消費電力もどんどん高まるにつれ、電源ユニット上の電気接続そのものを根本的に考え直す必要性が生じました。それも、後から何かを取り付けることなく実現できる形で、です。
パワートレインではあらゆる箇所で多極のインタフェースが必要となります。その中にはケーブルが繋がったコネクタが使用できる場合もあります – しかし、モジュールを直接接続するには、ドッキングシステムの方がベターチョイスです。固定バスバーを搭載した接続ではことに、公差を正確に補正できる、そしてそれにより自動アセンブリが可能となるコンタクトシステムが必要になります。
ここではODU LAMTAC® Flexのコンタクト技術が活用されているので、接続システムの1mmまでの公差が補正されます。でもそれは未来の革新的コネクタシステムとしてODU DOCKING MATE®が提供している数々の特長のほんの一つにすぎません。
革新的なダイレクトプラグインシステムの特長:
低炭素化はあらゆるモビリティ、輸送の分野で進んでいかざるを得ないでしょう。小型、中型自動車から大型トラックまで変化することが予想されます。
モジュール型バッテリーパックの整列は電動輸送機器ごとに異なり、特殊ニーズに合わせて調整することが可能です。モジュール式設計により、どのバッテリーパックにもそれぞれ別個のバッテリーマネージメントシステム(BMS)がついており、これを全体の電気系統に統合することが必要です。
これを可能にするのが高信頼性で電力伝送、信号送信、公差補正ができるODU DOCKING MATE®で、視覚に頼らない嵌合も可能です。
パーフェクトなコンタクトが、わが社のチャレンジです。ODUがどのようにそれを実践しているか、ご覧ください。